楽に効率よく走るための、足の着地方法についてご紹介します。
正しいランニングフォームは、着地した時の重心の位置がポイントです。
怪我の予防にもつながり、走りも安定するフォームをぜひチェックしてください。
正しいランニングフォームとは?
足の着地位置を意識することにより、正しいランニングフォームを作ります。
着地位置とは、足が地面に着地したときに体重がかかる位置(重心)のことです。
それでは、理想的な足の着地位置とはどこなのでしょうか?
それは脛骨(けいこつ)の真下、つまりくるぶしのほぼ真下であり、かかとのやや前方にある「ウナ」と呼ばれる位置です。
筋肉ではなく骨(脛骨)で走るようなイメージを持って、走ってみてください。
ウナに重心を置いて走ることにより、無駄なエネルギーを使わず、楽に走ることができますよ。
正しいフォームによるメリットとは
正しいフォームで走ることによるメリットを説明します。
●高重心になる
正しいフォームで走れば、重心は高くなります。
ランニング中の呼吸は胸式呼吸ですが、重心が高い位置にあれば、横隔膜や胸周りの筋肉が広がり、自然と心肺機能が上がるといわれています。
●アクセル筋を使う
また、アクセル筋と呼ばれるハムストリング(腿裏)や、臀筋を上手く使って走れるようになります。
アクセル筋を使って走れば、膝への負担も少なくなり、腸脛靭帯炎や鵞足炎などのランナー傷害のリスクを下げることも期待できます。
ちなみに、ブレーキ筋と呼ばれるのは、大腿四頭筋(前腿)です。
●推進力があがる
正しいフォームで走ると、前進するための推進力を生みだしやすくなります。
重心がかかとの前方にあるので、つま先からかかと前方の幅で、しっかりと地面を蹴ることができるのです。
自分のフォームをチェックしてみよう
自分が正しい位置に重心を置いて走っているかどうか、簡単に確認する方法があります。
それは、真っ直ぐ立った状態で、自分の大腿四頭筋(前腿)を触るだけ。
前腿が硬かったら、普段から前方に重心を置いて走っているということです。
綺麗なフォームで走れば、大腿四頭筋は発達しにくいので、前腿が硬くなったり、前腿が太くなったりしにくいですよ。
今一度、ご自身のフォームを確認してみてくださいね。
下記にわかりやすく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:【ランニング】 正しいランニングフォーム(下半身の使い方 / 解説動画①)
ライター名:Mio
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